介護の始まりは、多くの場合突然です。「来週退院です」と言われてから慌てて検索している方へ——このページは、その1週間で揃えるものだけに絞った買い物リストです。

結論:初回に揃えるのは「排泄・食事・清潔」の3分野だけ。おむつ類は各1パック(サイズ確認が先)、介護食は1週間分、清拭用品と使い捨て手袋は各1つ。ベッド・手すりなどの大物は、ケアマネジャーへの相談が決まるまで買わないのが正解です。

先に確認する3つのこと

  1. おむつのサイズと種類——病院で今使っているものを看護師さんに確認(写真を撮らせてもらうのが確実)
  2. 食事の形態——常食か、きざみか、ペースト状か。退院指導で必ず聞く
  3. 介護保険の申請状況——ベッドや手すりはレンタルできる場合が多く、自費で買うのは消耗品だけにしておくと失敗しません

優先度A:初日から必要(退院前に用意)

  • ライフリー うす型軽快パンツ Mサイズ 32枚×2個自分で歩ける方はパンツタイプ。まず1〜2パックで様子見(サイズ・タイプは病院で確認してから)Amazonで見る
  • ライフリー 長時間あんしん尿とりパッド 24枚おむつと重ねて使い、交換はパッドだけで済ませる基本アイテム。併用の計算はこちらAmazonで見る
  • 使い捨てニトリル手袋 100枚排泄ケアの必需品。1日数枚使うので100枚箱が基本単位Amazonで見る
  • 大人用おしりふき(流せるタイプ)トイレに流せるタイプが後処理まで楽ですAmazonで見る

優先度B:数日内にあると助かる

  • からださわやか清拭タオル 大判 30枚入浴できない日の体ふき。大判・厚手の介護用が結局使いやすいAmazonで見る
  • 口腔ケアスポンジ 50本歯みがきが難しい場合の口の中の清掃に。使い方の記事Amazonで見る
  • 防水シーツベッド・布団を守る保険。洗い替えを考えると複数枚組が現実的Amazonで見る

食事の形態に配慮が必要と言われたら、介護食の区分の読み方とろみ剤も1週間分だけ用意しておくと安心です。

買わないもの(最初の1週間では)

買いたくなるもの 待つ理由
介護ベッド 介護保険でレンタルが一般的。購入は数十万円の出費になる
車いす・歩行器 同上。体に合わせた選定が必要で、素人買いが一番失敗する分野
手すりの工事 住宅改修の補助制度がある場合も。まず置き型手すりでしのぐ
おむつの箱買い サイズ・タイプが合わないと全部無駄に。最初は1パックずつ

大物は「ケアマネジャーが決まってから」。これだけ守れば、初週の出費は消耗品の数千円〜1万円台に収まります。

1週間の買い物予算の目安

分野 品目 目安
排泄 パンツ型+パッド+手袋+おしりふき 5,000〜8,000円
食事 介護食1週間分(必要な場合) 2,000〜4,000円
清潔 清拭タオル・口腔ケア 1,500〜3,000円
寝具 防水シーツ 2,000〜4,000円

よくある質問

Q. 病院からもらえるものはある? A. 病院によっては使いかけのおむつ等を持たせてくれることがあります。退院指導のときに「家で最初に何を用意すべきか」を必ず聞いてください。看護師さんの答えがこのリストより優先です。

Q. 全部ネットで揃えていい? A. 消耗品はネットが安くて確実です。ただしおむつの初回だけは実物サイズの確認が先。病院で現物を確認→同じものをネットで、の順が失敗しません。


※当サイトが扱うのは用品の選び方です。体の状態・ケア方法・介護保険に関わる判断は、主治医・看護師・ケアマネジャーに必ずご相談ください。

介護用品は「必要になってから、必要な分だけ」。まず消耗品の1週間分から——それが在宅介護の買い物の正解です。